TOTAL&TPSソリューション

革新的なデジタルソリューション
TOTAL(Tool of Turn Around Linkage)は、物の流れを情報化し、生産物流や情報システムを統合的に管理するソリューションです。「もの」が動くその場で情報化することにより、「情物一致」を実現します。
TPS(Transaction Process Scorer)は、「TPSカード」を用いて業務の実績データである「4W2H」をリアルタイムで記録・可視化するアプリケーションです。これにより工程ごとの「ムリ・ムダ・ムラ」を顕在化させます。
TOTAL&TPSの基本理念
ノンリフト・ノンパレット戦略
15年間掲げているスローガンで、垂直搬送における安全性とスピードを重視した物流改善を推進。フォークリフトに依存しない物流体制を目指し、作業環境の安全性を高めます。
かんばん方式の進化形
TPSカードを導入することで、従来のかんばん方式をDX化。トレーサビリティの充実やムリ・ムダ・ムラの顕在化を可能にし、生産・物流プロセスを最適化します。

スキャン&ワーク
「決められた手順に沿った作業」を指し、自動認識技術を活用して物理的な負担を軽減。情報の可視化・正確な把握を実現し、「両手を自由に」作業できる環境を構築します。
一気通貫、組織横断
得意先、加工先、仕入先、同一企業の他工場、物流など、広範囲な部門や取引先との情報共有の整合性を高め、組織全体でのDX化を目指す合言葉です。
TPSカード:システムの中核技術
環境に配慮した設計
リライトカードとリターナブルカードがあり、どちらも再利用可能です。紙媒体の使い捨てを避けることで環境負荷とコストを低減。リライトカードは約1,000回(約5年)、内蔵ICタグは100,000回(約10年)の書き換えが可能です。
多様な情報媒体
指示カード(Sカード)、現品カード(Gカード)、台車カード、便カードなど様々なタイプがあります。RFIDやQRコードを活用して物理的な情報とデジタル情報の両面を持ち、物流の無駄排除と安全性向上に貢献します。
リアルタイム可視化
積載物の総重量や容積、積載バランス、ドライバーの作業状況まで可視化することで、物流プロセス全体の透明性を確保。現場での意思決定を迅速化し、物流の効率と安全性を高めます。
先進的な周辺機器と端末
ウェアラブル端末
「ゆびたん」や手甲型端末、腕時計型端末などがあり、ハンズフリーでICタグやQRコードの読み取り・書き込みを行います。作業者の両手を自由にし、負担軽減と効率化を実現します。
TPSツールBOX
コンパクトなWindows PCで、スキャンデータの制御、表示、および作業支援を行います。製品の外観、注意事項、マニュアル、動画、図面、多言語音声など多様な情報を現場作業者に提供します。
各種発券・読取端末
リライトTPSカード発券端末、紙媒体・TPSカード対応読取端末、e-かんばん読取端末など、様々な端末がデータ入力の効率化と正確性を高めます。
導入によるメリット

効率化とコスト削減
物流プロセスのデジタル管理・追跡による無駄の排除、ペーパーレス化による資材・事務工数削減、作業者の負荷軽減と最適な人員配置を実現します。物流コストの大幅な削減と生産性向上に貢献します。
安全性向上とドライバー不足問題への貢献
積載物の荷重バランス考慮による荷崩れ防止、システムによる安全担保、荷役と運行運転の分離促進、ミルクランの活用により、物流現場の安全性を高めるとともに、深刻なドライバー不足問題の解決に貢献します。
リアルタイムなデータ可視化とトレーサビリティ
生産・物流ラインの状況や異常のリアルタイム表示、工程ごとの4W2Hデータ収集によるトレーサビリティ強化、計画と実績の比較による改善活動の促進が可能になります。
人も環境も経済も
標準化と属人性の排除
ベテランでなくても安全な荷役が可能になり、作業手順の標準化・マニュアル化が促進されます。経験に依存しない柔軟な雇用が可能になり、人材不足問題の解決に貢献します。
BCP対策とSDGsへの貢献
トランザクションデータの分散管理により、災害時でもモノづくりを短期間で復旧可能。カードの繰り返し利用やペーパーレス化、フォークリフトレス物流の推進により、資源の無駄使いをなくし、SDGs目標に貢献します。

↓ここから下は 旧案